ブログで100万の秘訣ってなに?
詳しくはコチラ

歴史学者が語る!タルタルステーキの語源を遡ってみると

経済ニュース
チンギス・ハーンの肖像(wikipedia)
いま、にわかに世界史がブームになりつつある。カナダの歴史家、ウィリアム・H. マクニール『世界史』(中公文庫)が上下巻を合わせて30万部を突破し火をつけたようだ。過去の歴史から学び、ひも解くことで見えてくるものがある。
今回は、歴史学者(専門は東洋史)として活動する、宮脇淳子(以下、宮脇氏)の近著『どの教科書にも書かれていない 日本人のための世界史』(KADOKAWA)を紹介したい。日本人が学ぶべき世界史とはどのようなものだろうか。
ヨーロッパで畏怖されたモンゴル人
――宮脇氏によると、ロシア語では、13世紀のモンゴルと、今のロシアに住んでいるその子孫たちをタタールと呼ぶそうだ。起源は、古代トルコ語のタタールで、ロシア語ではタタルの複数形がタタールになる。
「中央アジアのトルコ系遊牧民は、8世紀に初めて文字をもったのですが、モンゴル高原に残るオルホン碑文などの突厥(とっけつ)碑文でも、東方の遊牧民をタタルと呼んでいます。モンゴル部族は初めタタル部族連合に属していましたが、チンギス・ハーンが偉くなると、みながモンゴルと名乗るようになります。」(宮脇氏)
「しかし、酉方の遊牧民のあいだでは、これまでどおりのタタルという呼び名も残りました。現在のタタール人は、居住地域によって細かく分類されます。ロシア連邦のタタルスタン共和国を形成する人々をヴ

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました