米CNNは米国が朝鮮半島で北朝鮮に対し戦争を仕掛けるか否かについて米軍事専門家に質問している。その答えは「目下は戦争の可能性はない」という判断だ。
▲朝鮮半島とその周辺(ウィキぺディアから)
米軍事専門家マーク・ハートリング氏(元米陸軍)は、「韓国には数万人の米国人が住んでいる。戦争を始める前に彼らを安全な場所に移動させなければならないが、その為には数カ月の時間が必要だ。米国はこれまで韓国に住む米国人の緊急移動を行う気配を見せていない」と指摘し、「トランプ大統領は目下、朝鮮半島で戦争を開始する考えはない」と結論を下している(韓国中央日報日本語電子版10日参考)。
非常に冷静な判断だ。韓国人を含む周辺国家の国民も朝鮮半島で米朝間の戦争が回避されることを願っている。ただし、ハートリング氏は、「戦争は準備した後に始まる」という前提で考えているようにみえる。あたかもビデオ・ゲームの戦争のような発想だ。準備完了、いざ戦だ、といった順序だ。
問題は、自国民の安全を確保してから戦争を始めるというのはあくまでも米国側の事情だ。金正恩氏は、米国民の安全を重視し、彼らが朝鮮半島から去るのを待って戦争を始めるだろうか。朝鮮半島の戦争は米軍の先制攻撃で始まることも考えられるが、北側の奇襲、先制攻撃だって十分考えておかなければならない。換言すれば、「米国側の戦争準備完了前」が北にとって絶好の攻撃チャンスとい
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朝鮮半島で米朝間戦争が起きるか
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