ビジネスインテリジェンスと分析を提供するTableauは、本日(米国時間8月9日)ClearGraphの買収を発表した。ClearGraphは、自然言語によるクエリ(例えば「今週の500ドル以上の取引を取得」など)によって、膨大なビジネスデータのクエリとビジュアライズを行なうことのできるサービスだ。Tableauはこのテクノロジーを自社の製品に統合し、ユーザーたちがそうした自然言語による問い合わせを使ってデータのビジュアライズを簡単に行えるようにする予定だ。
ほとんどのエンタープライズ・データベースから情報を引き出すためには、通常SQLまたは類似のデータベースクエリ言語を理解する必要があるが、近年の自然言語処理と機械学習の進歩により、ClearGraphのようなサービスが、基盤となるデータベースについてより多くのことを理解し、与えられた文章をデータベースクエリに変換することができるようになった。MicrosoftのPower BIや他の競合企業が既にこの機能を提供していることを考えれば、Tableauがこれを検討していることは驚くべきことではない(とはいえTableauは、Microsoftなどとは異なり、クラウドや自社以外のオンプレミス技術には投資していなかったので中立だと主張している)。
実際、Tableauの最高プロダクト責任者であるFrancois Ajenstatは、その
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