自分が住んでるところのブロードバンドのスピードを自慢するためには、OoklaのSpeedtest.netを使うのが長年の定番だった。おかげで同社にはいつも、有益な情報がたくさん集まっている。そこで同社はこのほど、世界各国のインターネット接続のスピードを比較して見られる月刊のデータサービス、Speedtest Global Indexを立ち上げた。その創刊号は、すでに出版されている。
このツールは各国の各月のブロードバンドとモバイルのスピード(ダウンロードとアップロード)を教える。Ooklaによると、これらの数字はあくまでもトレンドを理解し、それを何かの記事やメッセージなどで取り上げていただくためだ。まだまだグローバルな高速インターネット接続は問題も障害も山積みだから、その状況をリアルに理解する、という意味もある。
各国のランクを見るだけでなく、まるでポピュラー・ソングのヒットチャートのように、各国の順位の上がり下がりも分かる。たとえば日本は、2017年の7月にブロードバンドのランキングが3ポイント落ちて13位、アメリカはずっと、あまり嬉しくない9位に甘んじている。シンガポールはこのところずっと安定して、ブロードバンドのスピードのトップだ。しかしモバイルではノルウェーがトップ、このところ落下が止まらないアメリカは、7月では悲惨にも46位だ。
Ooklaのブログ記事は、こう言っている
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