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猛暑の日を快く過ごすための情報

経済ニュース
音楽の都ウィーンも日本と同様、猛暑に襲われている。この1週間、日中は34度から37度、早朝も20度を超えるといった日々だ。暑いだけなら何とか過ごせるが、湿気もある。20年前までは湿気などなかった。ワイシャツ一枚で数日過ごせた。空気は乾燥し、清々しかったからだ。それが変わった。ここ10年余り、日本と同じような気候で高温で湿気が多い夏の日々が続く。
▲海水浴旅行者で溢れるクロアチアのアドリア海沿いのプラ(2017年8月1日、友人からの写真)
もともとは猛暑とは縁が少なかった国だからクーラーの普及率は悪い。ここにきてやっと市電にもクーラーが入ったが、古い市電は昔と同様、クーラーはないので、窓を開ける以外に対策の余地はない。
当方の日課は午前4時前に起床、簡単な朝食後、仕事を始める。午前9時頃になると、部屋の全ての窓を閉め出す。熱風が部屋に入らないようにするためだ。そして頭がまだ回転している時にその日の仕事をほぼやり遂げる。
昼食を終える頃になると、気温は30度を超えている。もはや外出できない。仕事もはかどらないから、ベットに横になり、タブレットで情報をチェックする。1時間ほど昼寝ができれば最高だが、むし暑いので眠ることはできない。タオルを水に浸し、それを頭に巻き付ける。タオルが乾くとまた水に浸す。その繰り返しだ。少々、原始的なやり方だが、効果はある。小さな扇風機を回すよりも涼しい。

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