scf-group.ruより(編集部)
毎日飛び込んでくる人目を惹くニュースヘッドラインの背後で、物事がBusiness as usualで進んでいるのだ、ということを思い出させてくれるニュースが目に止まった。ノルウエーの “The Independent Barents Observer” が8月1日に報じている “Russia’s new Arctic supertanker brings Norwegian LNG to Asia” というニュースだ。
何と船名が “Christophe de Margerie” となっている。すぐに、ムスタッシュが特徴の、あの屈託のない笑顔が思い出された。そう、2014年10月、モスクワの空港で事故死した仏トタールの最高経営責任者だったクリストフだ。
露Novatek80%、仏トタール20%で始めたヤマルLNGプロジェクトは、その後Novatekが51.1%にシェアーを減らし、中国CNPCがLNG引き取りと合わせて20%、さらに昨年資金手当てをしたとき(弊ブログ#173「露ヤマルLNGプロジェクト、漸く資金手当て完了(2016年4月30日)」参照)中国Silk Road Fundに9.9%を譲渡している。
昨年6月、サンクトペテルブルグの郊外で行われた「初の砕氷能力搭載LNG船」の命名式ではプーチン大統領が演説し、ヤマルLNGは露中仏の共同
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