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稲田防衛相辞任:日報問題の本質は「廃棄」なのか?

稲田朋美・防衛大臣が28日(金)に辞表を提出、受理されて31日(月)に離任しました。
安倍晋三・総理大臣が8月3日にも内閣改造を行うとされるなか、その3日を待たずしての辞任となったわけです。
直接の辞任理由は、
「南スーダンにおけるPKO派遣部隊の日報の隠蔽問題についての混乱の責任を取る」
とのことですが、自民党内では全く擁護の声はなく、むしろ
「何で彼女を防衛大臣にしたんだ」
と安倍総理に矛先が向かっている状態です。
庇われないのは確かにこの日報問題もありますが、そのほかにも都議選の応援での
「防衛大臣、自衛隊としてお願いしたい」
という演説や、森友問題での
「弁護士として、森友・籠池夫妻の裁判を行ったことはない」(→実際にはあった)
という答弁など混乱を招く発言がいくつもあり批判にさらされていたからでしょう。
しかし今回の問題の本質は「稲田氏」という人物ではなくなぜ「日報を廃棄したことにしたか」ということではないでしょうか。
今回の日報の隠蔽問題は
「日報は廃棄された」
とされたがその後に
「保存されていた」
「出てきた」
という経緯で問題視さました。
そもそもPKO(Peacekeeping Operation(国連)平和維持活動)は国連加盟国などが取り組んでいる重要な活動ですが、日本の根拠法であるPKO法では平和維持すなわち平和な場所・戦闘状態ではないところで行われるものと

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