BMWがクラウドに賭ける理由
自動運転が主流を占めるようになる10年後には、私たちは車や運転と、これまでとは全く違う関係を結ぶことになるだろう。
大手の自動車会社は皆、これをよく認識している。しかしこの変化に対しての対応は深さや緊急度は各社まちまちだ。今月初めBMWは、シカゴのテクノロジーオフィスで、イノベーションデイズを開催した。同社によるコネクティビティサービスの現状を紹介し、将来のビジョンを提示するものだ。
他のメーカーたちとは違って、BMWは車内の体験を完全にコントロールしたいと考えており、それを外部の大手テクノロジー会社に委託はしないということを決定した。同社はAppleのCarPlayへのサポートを提供しているが、Android Autoをサポートする予定はいまのところない(CarPlayのサポート自身も、それほど熱心に行っているわけでもなさそうだ)。その代わりにBMWは、プレミアムブランドとしての自身の仕事を、カスタマーエクスペリエンスをコントロールして、運転体験の全てにぴったりと反映していくことだと位置付けた。
BMWのDigital Products and Servicesの責任者であるDieter Mayは、「当社のプロダクトや車を、お客様のデジタルライフスタイルと統合するという目的に向けて、最新かつ最高のテクノロジーとツールを使用しています」と、イベントに先立つプレスディナーの席で語っ
コメント