7月28日(金)、米国食品医薬品局(FDA)が「タバコのニコチン含有量を、ニコチン依存症にならない水準にまで引き下げることを義務付ける新ルールの検討に入る」と発表しました。アメリカでは、オバマ政権時代の2009年に、家族喫煙防止タバコ規制法(FSPTCA)という法律が定められました。つまり、これは比較的新しい法律だという点をまずおさえておいてください。その法律では、「タバコ製品に含まれるタール、ニコチン、その他の有害な物質の量を規制する権限はFDAが持つ」と明記されています。言い換えれば、FDAは、家族喫煙防止タバコ規制法により新しく付与された「伝家の宝刀」を、いままで抜かなかったのです。
Source: ダイアモンドオンライン
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