Webデザインで最も重要なのは、Webサイトをいかに簡単にナビゲートできるかということと、ユーザをいかにメインアクションに上手く誘導できるかということです。
前者はユーザエクスペリエンス(UX)、後者がコンバージョンレート最適化(CRO)を指します。
面白いことにこの2つは共通点が多いのですが、調査のためのアプローチの仕方や方法は大きく異なります。
では、両者の具体的な違いは何なのでしょうか?
本記事では、両者の違いとそれがサイトデザインを考える上でどのように機能するかをご紹介します。
UXとCROの違い
UXはサイトを使いやすくすることでアクションを取りやすくするのが目的なのに対し、CROはユーザにビジネスに結びつくようなアクションを積極的に・頻繁にとってもらえるよう誘導するのが目的です。
もっと具体的に言うと、CROはWebサイトを訪れた人たちを如何に消費者に変えていくかが問われます。
コンバージョンを追跡する方法としてはGoogle Analyticsなどが一般的で、Optimizely、Visual Website Optimizer、Convert.comなど、様々なバージョンのページを比較したい場合のツールも豊富です。
一方UXはWebサイトがどれくらい使いやすいものなのか、項目ごとに決められた指標に基づいて、ユーザビリティとし
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