ビジネスは「儲かるか」だけを考えると失敗する
新しい事業をこの夏から立ち上げようと、準備を進めています(写真はイメージです)。早ければ第6回世界の資産運用フェアで、新会社のお披露目することができそうです。
起業でゼロからイチを生み出す時には、決めなければいけないことがたくさん出てきます。ユニークなビジネスであればあるほど前例がありませんから、自分たちで考えなければいけません。
株式会社を立ち上げて始めるビジネスであれば、最終的には利益を生まなければ存在価値はないと思っています。しかし、ビジネスプランを立てる時に意思決定の判断基準として、最優先すべきなのは、「儲かるか、儲からないか」ではなく、「正しいか、正しくないか」と「自分たち以外にできるか、できないか」の2つだと思っています。
「正しい」とは社会にとって、あるいは顧客にとって存在価値があるかどうかです。公共の利益に反したり、本質的な価値提供が無いにも関わらず、会社が儲かったとしても、それは正しいビジネスではありません。存在価値がないものですから、短期的な利益にはなったとしても、長期的には淘汰されていきます。新しいビジネスが正しいものであるかどうかは、その企業のサステイナブル(持続的)な成長に必須と言えます。
そしてもう1つは「自分たちだけ」という視点です。せっかく社会的に意義があって、顧客にとってもメリットがある「正しい」ビジネスであったとしても、それが誰でも提供できる参
コメント