写真は大谷由里子氏(テレビ静岡「テレビ寺子屋・講師紹介」より引用)
世の中には、実にさまざまな人がいる。芸人でも売れる人もいれば売れない人もいる。努力をせずに仕事に有りつける人もいれば、努力が実らない人もいる。チャンスをものにする人、ものにできない人、好かれる人もいれば、なぜか、苦手とされる人もいる。そんな人たちの違いはどこにあるのだろうか。
大谷由里子(以下、大谷氏)は、故横山やすし氏のマネージャーをつとめ、宮川大助・花子、若井こずえ・みどりなど当時、若手だったタレントを次々に売り出した敏腕マネージャーとして知られている。横山やすし氏にど突かれた人は多いが、逆に、ど突いて説教をしたマネージャーは、大谷氏をおいて他にいないという逸話が残っている。
今回は近著の『また会いたい!と思われる人になる』(WAVE出版)を紹介したい。大谷氏のユニークな人物観察は幅が広く興味深い。
「運がいい人」は気に入られやすい
――「運」とはなんだろうか。運のいい人、運の悪い人って絶対にいる。大谷氏によれば、「運」がかもしだすオーラというものがあるそうだ。
「運に関してですが、経営者とかタレントとかゲンを担ぐ人ほど、『運』という言葉に敏感です。そして、運の悪そうな人と会うことを嫌います。相手に、また会いたい、と思わせるためにも運のいい人になることが大切です。そして、運のいい人になる方法、運のいい人に見える
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