Author: ShimizuMari前編ではリクルートライフスタイルのAir事業ユニット・カスタマーエクスペリエンス(CX)チームリーダーを務める遠田 望氏に、マーケティング、CXのあり方について伺いました。
後編では、同社マーケティングオートメーション(MA)導入を支援した弊社マルケトのコンサルタント 安竹 由起夫を加え、マーケティング活動の基軸となるCX向上を実践するための考え方、必要となる素養について、さらに深堀りしていきます。
安竹:「Airレジ」は、御社グループとしては、他にないBtoBに特化したビジネスに位置付けられますが、リクルートグループの一員だからこその強みと、新たなビジネスだからこそ何に注力し、どう市場を拡大されていくのか。そのあたりを伺っていければと思います。
御社グループならではの競争優位といえば、やっぱりさまざまな媒体を有していること、さらに営業力の強さが挙げられると思いますが、そこはPOSレジ市場での「Airレジ」においてもポジティブに働いていらっしゃる部分ではないでしょうか。
遠田:確かに弊社でも、飲食店、美容院向けの「ホットペッパーグルメ」「ホットペッパービューティー」といった既存メディアを持っていますし、全社的に見てもBtoBの営業ネットワークは強いと思います。
「Airレジ」は、新規顧客獲得やPOSレジ市場拡大に、こうした既存
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