生徒会全国組織が文科省へ提言、松下政経塾で合宿も
「高校生徒会リーダー夏合宿2017 in 松下政経塾」
http://seitokai.jp/aboutus/summer2017
生徒会の全国組織「日本生徒会」と「地域生徒会」の可能性
今年3月、全国70校から80名の生徒会役員の高校生たちが集まり、生徒会の全国組織として提言をまとめ、文部科学省や全国高等学校長協会などに手渡した。18歳選挙権実現以降も、実際に若者が世代の意見を表明し社会へ反映する仕組みはまだまだ少ない。世代代表として社会に発信する仕組みとしても生徒会のこうした取り組みには大きな可能性があるのではないかと考えている。
若者参画先進国であるスウェーデンには古くから生徒会の全国組織が存在し、各学校の生徒会から代表者を送ると共に、生徒会役員の研修、生徒会顧問の研修についてまで当事者である高校生達が行なっていたりもする。スウェーデンでは、この全国生徒会も若者団体の1つとしてLSU(全国青年協議会)を構成し、当事者としての若者の声を国の政策形成にも関わる仕組みが整備されている。さらに国を超えた欧州生徒会組合組織が存在するほか、自治体でのまちづくりに高校生達が関わる若者会という仕組みなども存在する。もう一つの先進国であるドイツは、教育は分権化されているため州ごとの「州生徒会」が存在する。視察に訪れた際、新たに16歳選挙権が実施される州において、行政からのサポー
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