マイホームを購入する余裕の欠片もない我が家ですが、最近のマンション建設ラッシュに興味を引かれて中古から新築まで一通り見て回りました。筆者が初めて東京で一人暮らしをしていた約10年前と決定的に違う点は、貼り紙です。我がマンションの場合、主人が入居してから表記に英語が追加されました。以前から白人男性がお住まいだったものの、彼は日本語に不自由している様子はないため必要なかったのでしょう。ところが、中古マンションを訪れた折に書かれていた言語は中国語。新築マンションで中国人家族を何度も見掛けましたし、旺盛な需要と潤沢な資金を活用し、東京の一等地を物色していても全く不思議ではありません。
それは、米国でも同じこと。全米リアルター協会(NAR)によると、2016年3月から2017年4月までの外国人による中古住宅購入額は前年比49%増の1,530億ドル(約17兆円)でした。もちろん、2015年につけた記録を抜き過去最高を更新しています。おかげで中古住宅購入者に占める外国人のシェアは、約10%に。物件数では前年比32%増の28万4,455軒で、伸び率は金額の分に届きませんでした。
ドル高がマーケットを直撃したものの、どこ吹く風ですよね。金額ベースですから、価格の中央値で6〜7%近い上昇率がかさ上げした可能性は否めません。とはいえ、トランプ政権発足後に不穏な数字が取り沙汰されたのも刹那、米国の不動産は
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外国人の米国不動産買いは過去最高、1位はもちろん…
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