UIデザインは時に悪意を含みます。特に企業が自らの利益のために、ユーザー・インターフェースを用い、ユーザーが意識的には行わないであろう動作を促すような場合です。そのようなUIデザインをダーク・パターンと呼びます。本記事では、よくあるダーク・パターンをご紹介します。
このようなダーク・パターンはほんの少しのひねりを加えるだけでポジティブなユーザー・エクスペリエンスへと変えることができます。
1.意図的に間違いを誘う
低価格航空券をオンラインから予約したことがある人は、このダーク・パターンを知っているのではないでしょうか。例としてライアン・エアーのウェブサイトを見てみましょう。ユーザーは旅行保険を購入するように促されます。しかし、ドロップダウン・メニューをクリックして現れるのは居住国のリストです。旅行保険を購入しないというオプションはそのリストの下の方に隠されています。
これでは、旅行保険を購入しない、という選択肢がないように見えます。
このような間違いを誘うダーク・パターンは簡単に回避することができます。単に、回答のカテゴリをごちゃまぜにしなければいいのです。異なる選択肢、例えば国名と追加で支払うかどうかの選択は、インターフェース上で別の場所に配置すべきでしょう。
2.隠されたキャンセル
キャンセル方法を隠すようなUXは最悪な
よく見るUIのダーク・パターンとその回避方法【悪意のあるデザインにしないために】
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