「食」が世界の文化をリードする!(後編)
電通ライブがつくる「真実の瞬間」。空間開発でもイベントでも、飲食コンテンツのプロデュースはとても重要です。特にSNS時代に突入してからは、「食」の拡散力が注目されてきました。今回は、電通ライブにとっては良き仲間であり心強いパートナーもある、カフェ・カンパニーの楠本修二郎社長と、トランジットジェネラルオフィスの中村貞裕社長をお迎えして、クリエーティブユニットの神志名剛ユニット長が語り合いました。
取材・編集構成:金原亜紀 電通ライブ クリエーティブユニット第2クリエーティブルーム
(左から)中村氏、楠本氏、神志名氏
撮影協力:西麻布HOUSE
日本のホテルと飲食は、グローバルスタンダード的にはまだ弱い
神志名:今、東京で一番弱いのは何ですか。ホテルも海外の先進都市の方が、いろんな形態がある気がしますが。
中村:世界基準で見ると、小さい和食店とかはいいですけれど、グローバルスタンダードのレベルがすっぽり抜けていると思っているんです。例えばニューヨークに出してもいいレベルのレストランを出店すると、あっという間に外国人で埋まっちゃう。
ギリシャ料理の「アポロ」も、週末に行くと7~8割外国人です。ということは、グローバルスタンダードのレベルの雰囲気、音楽、スタッフのレベルのところが、日本
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