蓮舫氏への質問意図と、引き出せた新たな政治的争点
きのう(7月18日)の蓮舫氏の記者会見で、彼女がアゴラから要求していた3点セット、すなわち戸籍謄本、台湾籍の離脱証明書、台湾時代のパスポートを含め、手続き中の申請書も含めた書類を全面的に開示したのは、正直想定外のことだった。その中身の妥当性については池田信夫が疑義を呈しているが、その検証は今後にするとして、本稿では会見に出席した者として、質問に込めた意図、そして彼女のコメントから見えてきた問題点について整理しておきたい。
開示資料については、昼過ぎに大串政調会長が出席した事前レクで、蓮舫氏の会見以降の解禁を条件に出席者に配布された。想定問答については、前日までに池田信夫、八幡和郎さんと検討は重ねていたが、一度、アゴラのオフィスに戻り、改めて開示資料を分析。質問が一度しか指名されない可能性も踏まえ、ポイントを絞り込んだ。政治家と国籍の関係性は、同席した左派メディアが人権問題等に論点をずらしていくことが予想されたため、アゴラ編集部としてもっとも重大に見ている経歴詐称の問題を第一に練った。
迎えた本番。5人ほどの記者たちの質問のあと、ようやく私が指名された。ここで私は事前に用意した隠し球を手に最初の質問に入った。(書き起こし部分は自力でしたかったのだが体調がすぐれず断念。恐縮ながら産経ニュースからの引用をベースに一部加筆させていただきます)
(新田)昨年10月7日に国籍選択宣言をしたと
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