社会貢献する法人を束ねる機関として「公益財団法人 公益法人協会」というものがありますが、そもそも公益法人とはどのような法人のことを指すのでしょうか。今回は、公益法人協会、公益法人、公益事業などについて徹底解説していきます。
1)公益法人の特徴
公益法人とは営利を求めず、公益を求めることが目的の法人を指します。社会貢献を行っていることが認定の条件となるため、信頼度が高い、税制度において優遇される、などが公益法人の特徴として挙げられます。
①事業の公益性は誰が判断?
事業が社会にとって公益性のあるものかどうかは、法人が自ら宣揚するだけでは証明することはできません。そのため、第三者による審査で基準を満たしたものだけが公益法人として認可されます。この審査を行うのは民間人の有識者で構成される組織です。
② 一般社団法人、一般財団法人から移行?
公益法人を設立するためには一般社団法人、一般財団法人から移行する必要があります。公益法人は、すぐさま設立することができないのが大きな特徴です。
2)認可されやすい公益事業とは
公益法人に関する平成28年の内閣府公表資料によると、公益事業に認可されている事業のジャンルで最も多かったのが「地域社会の健全な発展を目的とする事業」です。次に「児童又は青少年の健全な育成を目的とする事業」、そして「高齢者の福祉の増進を目的とする事業」と続いています。
3)公益
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公益法人協会とは? 公益法人とその事業などを徹底解説
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