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正義の前提には「パレート効率性」の向上が不可欠

経済ニュース

パレート効率性(もしくは「パレート最適)という言葉を聞いたことのある人は多いと思います。Wikipediaでは、以下のように定義されています。
ある集団が、1つの社会状態(資源配分)を選択するとき、集団内の誰かの効用(満足度)を犠牲にしなければ他の誰かの効用を高めることができない状態を、「パレート効率的(Pareto efficient)」であると表現する。
大雑把ながら、具体例を考えてみましょう。
一枚のパイがあったとします。鈴木くん、山田くん、佐藤くんの3人がいて、誰もがパイ一枚全部を欲しがったとしましょう。しかし、パイは一枚しかないので、とりあえず均等に三分の一にして分けました。
先の定義で考えると、鈴木、山田、佐藤の三人の集団がいて、鈴木くんが三分の一より多くの効用(満足度)を求めようとすると、山田くんか佐藤くん、もしくは両名の取り分から奪ってこなければなりません。つまり、鈴木くんの効用を高めるためには、誰かの効用を犠牲にしなければならないのです。
言わば、「ゼロサム・ゲーム」の状態にある訳です。ロールズなどは「正義論」で、この分配について正義の概念を考えました(詳細は省略)。
しかし、(分配以外に)全員の効用をもっと高める方法があります。
何とか工夫して、パイそのものを大きくすればいいのです。
パイの作り方は知りませんが、いい加減に作るよりも、素材を無駄なく使い失敗作を

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