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被告席に座る聖職者たちの「弁明」

経済ニュース
人には恐れがある。一つは神の目であり、もう一つは自身の良心だ。神を信じる人々にとって神の審判が最も恐ろしい。悪事を重ねた場合、誰に知られなくても、良心が痛む。神の目を否定し、良心を隠蔽したとしても、その痛みは消えない。
▲ミケランジェロの「最後の審判」
ところで、聖職に従事している人々が検察当局に訴えられ、被告席に座って裁判の判決を待つ身となるケースが最近、増えている。
今月18日、2件、バチカン関係者の公判が開始される。1件はローマ法王フランシスコが2014年2月に新設したバチカン法王庁財務事務局ポストの責任者に抜擢した前オーストラリア教会最高指導者ジョージ・ペル枢機卿が同国の検察所から未成年者への性的虐待容疑で起訴されたのだ。枢機卿はバチカンの職務を休職し、既にオーストラリアに帰国しており、メルボルンの裁判に出廷して自身の潔白を表明するという。同枢機卿の未成年者虐待容疑は既に数年前からくすぶっていたが、同枢機卿はその度に、「私を中傷する目的であり、全く事実ではない」と強く否定してきた。同枢機卿の容疑については、このコラム欄で数回紹介済みだ(「ローマ法王の『任命責任』」2017年7月2日参考)。
もう1件はバチカンのお膝元で18日、 ローマのバンビーノ・ジェズ小児病院の件で法王庁児童病院基金の責任者2人が基金の資金を目的外に使用した疑いで裁判を受ける。具体的には、同基金の会長と財

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