朝日新聞は、けさの「民進党 勘違いしていませんか」と題する社説で、蓮舫の戸籍謄本公開を批判している。「本人の政治判断とはいえ、プライバシーである戸籍を迫られて公開すれば、例えば外国籍の親を持つ人々らにとって、あしき前例にならないか」というが、勘違いしているのは朝日新聞ではないか。
問題は彼女の「説明が二転三転した」ことではなく、その説明が正しい証拠がないことだ。特に2004年の選挙公報では「1985年、台湾籍から帰化」と書いている。この「帰化」は「国籍選択」の誤りであることを本人が認めたが、実は国籍選択も完了していない。
「国籍選択の宣言」をしたのは、2016年10月7日だと推定される。つまり2004年の選挙公報は経歴詐称だった疑いが強い。これが問題のコアである。それを否定するには、彼女が1985年に国籍選択を完了した証拠が必要で、小野田紀美議員と同じく戸籍謄本を公開して身の証しを立てる必要がある。
つまり「戸籍を迫られて公開」するのではなく、公開は彼女自身のためなのだ。しかし戸籍謄本には、国籍を選択したのは「2016年10月7日」と書いてあると思われ、これが彼女が戸籍謄本を公開できない理由だろう。さすがに日付を塗りつぶしたコピーは出せないから、ここまで先送りしてきたが、いよいよごまかせなくなったわけだ。
2004年の選挙違反は公訴時効なので彼女が起訴されるおそれはないが、201
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