富山県の総合機械メーカー、不二越の本間博夫会長(71)が「(富山県出身者は)閉鎖された考え方が非常に強い」ため、採用は控えると語ったという。北日本新聞が7月13日に報じた。
ネットでは「出身地差別」だと話題になっているが、同社の担当者は「富山出身者の採用を控えることはない。人物本位で採用している」と釈明した。
「富山生まれで地方の大学へ行った人も採りません。閉鎖された考え方が強いから」
画像は不二越の公式サイトより
同社は7月5日、富山市内で決算発表会見を開き、富山と東京の両方にある本社を東京に一本化する方針を発表した。そして本間氏は、富山県出身者について「閉鎖された考え方が非常に強い」ため、採用を控えたいと語った。
「富山で生まれて幼稚園、小学校、中学校、高校、不二越。これは駄目です、駄目です」
「富山で生まれて地方の大学に行ったとしても、私は極力採らないです。学卒ですよ。地方で生まれて、地方の大学もしくは富山大学に来た人は採ります。しかし、富山で生まれて地方の大学へ行った人でも極力採りません。なぜか。閉鎖された考え方が非常に強いです。偏見かも分からないけど強いです」
発言の前半部分だけならば、生まれ育った地を離れたことがない人よりも、多様な経験をした人を採用したいのだと解釈できなくもない。しかしたとえ地方の大学へ進学したとしても、富山県出身者の採用は控えるという。
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