進むロボット時代に立ちはだかる壁
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十数年前に比べると、ロボット技術は随分と進化しました。AIと合わせて、彼らロボットによって私たち人間の仕事が奪われるという話も現実味を帯びてきましたね。
しかし、やはり現時点では多くの壁が立ちはだかっています。その壁の1つに産業ロボットの「使いにくさ」という問題が存在します。
ロボットはプログラムされた単純な作業は得意ですが、臨機応変な対応は苦手としています。例えば、対象の物体の位置がずれていたり、形状が異なっていたりした場合、ロボットはその変化に対応できないことが多いです。生産プロセスに変化を加える場合には、その都度面倒なプログラミングをし直さなければなりません。
最近では、このような「使いにくさ」を解消するために、自分で考えるロボットが開発されてきています。今回はそのうちの1つ、浜松で生まれたベンチャー企業LinkWizについて紹介します。
LinkWizが生み出す3つのL
出典:linkwiz.co.jp
LinkWizは浜松市で2015年に吹野豪氏によって設立されました。3DCAD技術をコアとした、自動で物体を認識するロボットソフトウェアの提供を行っています。
浜松は世界的にも有名な3DCAD技術の本場であり、卓越し
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