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「データマーケター」×「個客マーケティング」の時代 カスタマージャーニー分析から見る、これからの時代に求められる”データマーケター”の条件とは

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前編では、数々の大企業を支援してきた内野氏だからこそわかる、データマーケティングを実現する前に知っておくべき3つのポイントについてお話いただきました。 後編では、これからの時代に重宝される、データマーケターの条件についてお伺いしました。
――これからの時代において、求められる人材面で大事なポイントを教えていただけますでしょうか。
 これがいつも描いているカスタマージャーニー分析の推進フローで、最初のグレーの部分が取得したデータを処理するフェーズです。そのあとの青い部分が、処理・蓄積されたデータを分析・可視化して「意味」に変えていく分析フェーズ。最後の黄色部分が一番大切で、「意味」に変わったデータを「価値化」・「仕組化」するフェーズです。ここでは分析された結果を実際の施策に落とし込んだり、それによる成果をもとに社内を巻き込んだり、仕組化したり、ツールの運用体制を作ったりと様々なスキルが求められます。この図のように、スキルセットでいうとグレー、青、黄色の三種類に分けることができ、グレーがデータエンジニア、青がデータサイエンティスト、黄色がいわゆるマーケター(プランナー、プロデューサー)と言った表現になります。今この中で一番足りていないのは黄色の部分の人材です。グレーの部分の人材はずっと前から存在していましたし、青い部分の人材は、10年ほど前はまだ少なかったですが、最近では増えてきてい

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