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サウジアラムコ:2016年の年次報告を発表

経済ニュース
サウジアラムコ公式サイト(英語版)より:編集部
池内先生も紹介されていたが、The Economistが「アラムコIPO、新皇太子の介入が最大の懸念」(日経が記事翻訳を7月7日に掲載)と題して報じている件、投資家にとってはどこまで情報開示がなされるかが当面の関心事だろう。前回の弊ブログ「サウジアラムコはIPOに先立ち情報開示の改善が必要」で、FTが記事の中で、2018年後半のIPOに先立ち「サウジは、2015年と2016年の財務諸表と、2017年の暫定決算数値を投資家に開示する」と伝えていることを紹介した。
今朝、サウジアラムコが「2016年の年次報告(2016 Annual Review)」を発表した、というニュースがあったので、さっそく同社のHPをチェック、ハイライトと、フルレポートの「上流部門」および最後の「数値」という項目を読んでみたが、これだけでは投資家は到底満足はしないだろうな、と思われるものだった。埋蔵量の数値はあるが、正確かどうかを判断する詳細資料は、当然のことながら、ない。これはあくまでも操業(Operation)に関する実態報告で、利潤、売上高、操業費、支払い税金、エネルギー事業以外への支出などもまったく分からない。会社の価値評価にはやはり、欧米の基準にしたがった財務諸表が必要だろうな。
さて、ハイライト等の興味深い点を紹介しておこう。
<2016年のハイライト

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