F2年代は悩みでつながっている!
ウェブ電通報をご覧の皆さん、はじめまして。ビデオリサーチの村田玲子と申します。F2層について研究するチーム「f2ラボ」のリーダーをしています。
F2は、皆さんもご存じかと思いますが、35~49歳の女性を指します(*1)。そんなF2の人口は現在約1340万人に達し、日本の人口は約1億2700万人ですので、占める割合は1割強となります。
現在のF2は、団塊世代の子ども世代である「団塊ジュニア」とバブル崩壊後に社会人となった「就職氷河期世代」からなり、団塊の世代の人口の波に次ぐ、ボリュームのある世代の女性たちです。一般的には結婚・出産・子育てといった家族形成期で、担う役割が増える時期に当たります。
そんなF2ですが、男性に対しては妻として、子どもには母として、シニアには娘、あるいは嫁として、いわば「家族のハブ役」として他の年代へ大きな影響力を持っています。担う役割が多く、他年代への影響力は極めて強いといえます。
F2の役割
消費面で実際のデータを確認してみましょう。
F2のブランド購入点数(ビデオリサーチ ACR/ex調査から)
当社のACR/ex調査(*2)の分析結果からも、F2が消費財を中心に、最もブランドの選択や購入に関わっていることが見てとれます。企業のマーケティング
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