日本の政治もメディアも変だ
帰りの飛行機で、週刊新潮を読んだ。小林麻央さんが亡くなった件で、市川海老蔵さんを批判した記事があった。正直、読んでいて胸糞が悪くなった。私は海老蔵さんの麻央さん死亡後の会見を見ていて、思わず胸が詰まり、思わずもらい泣きしそうになった。
もちろん、亡くなったという事実に対して、誰でも後悔の念が残るものだ。だが、週刊誌が、愛する妻を亡くして、それに耐えながら舞台を続けている海老蔵氏を何の権利があって非難をしているのだ。もちろん、「・・・・たら、・・・・・れば」というターニングポイントはあったであろう。
しかし、攻められるのは、詐欺師のような人たちであって、彼ではないはずだ。そして、もっとも責められるべきは、それを野放しにしているメディアや国ではないのか?海老蔵さんには、こんな誹謗中傷にめげずに頑張って欲しい。
そして、同じ号に、あまりにも品格のない国会議員の記事が出ていた。日本滞在時にワイドショーで(私は日本を低俗化している元凶ではないかと思っているが、思わず見てしまった)録音されたテープを聞いたが、これは完全に国会議員としてだけでなく、一人の人間として終わっていると思った。自分のことを「・・・・様」と呼ぶなど論外だ。派閥のトップが、「秘書が高速道路を逆走していた・・・・」などの事情があると言い訳をしていたが、自民党の幹部として明らかに危機意識に欠ける発言だ。どんな理由があるにせよ
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