出光興産の創業家は４日、同社による公募増資を差し止めるよう求める仮処分を東京地裁に申請した。増資を通じて発行株式数が増えることで創業家が握る出光株の議決権比率が下がり、昭和シェル石油との合併に対する拒否権を失うことを防ぐ。合併実現を急ぐ経営陣に対抗する。 裁判所の判断では、会社側が借入金の返済や成長分野への投資資金に活用すると説明する増資目的の妥当性を認めるかが焦点となる。 出光は３日、今月２０～
Source: グノシー経済
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増資差し止めへ仮処分申請=合併阻止で対抗-出光創業家
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