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名物市長の職員採用基準「一芸あり採用」

経済ニュース
大分県臼杵市の野津地区は、住民主導のグリーンツーリズムの先進地。
全国から、海外から、リピーターが後を絶たない。
臼杵の名物宿ごらく庵
久しぶりに、自慢の農家民宿で、臼杵の前市長後藤國利(ごとうくにとし)さんと、後藤市長が採用し育てた職員の皆様と懇親した。
さまざまな話題の中で盛り上がったのが、後藤市長の「一芸あり採用」。
単なる一芸だけ採用ではない。
筆記試験、面接に加えて、最後は一芸という流れだ。
「あなたが、得意なことを教えてください。」
「どれくらい上手いですか。」
と質問した後、市の中で実際にその道に精通している人がその能力を図るという。
「実は、一芸の良し悪しを見ているわけじゃないんです。嘘をつかないかどうか。多くの人は自分の能力を水増しして、あまりできないこともできると言ってしまう。そういう人には公務員になってほしくない。」
あるときは、最終面接で、サイクリングが得意とPRする人がたまたま2人残った。実際に面接会場に、自転車を持ってきてもらい、乗らせてみせたという。
そのときは、「日頃から好きな自転車をどれだけ手入れしているか、綺麗にしているか」を判断基準にしたそうだ。
市長のビジョンがしっかりしていて、どういう人に職員になってほしいか、どういう職員を育てたいか、明確だからこそできることだと思った。
もっと知りたい!
●後藤國利さんの明るい森づくり ~詐欺林に騙される

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