ワールドマスターズゲームズ 熱狂の2017大会、そして4年後は関西へ
「生涯スポーツの祭典」として、4年に1度行われるワールドマスターズゲームズ(WMG)。第9回大会が4月21〜30日、ニュージーランド・オークランドで行われた。世界各国のスポーツ愛好家が集うこのビッグイベント、実は4年後に日本の関西エリアで開催することが決まっている。10日間の熱狂の様子と日本人の活躍、さらには次大会へ向けた動きをピックアップする。
4月21日に幕を開けた、17年のWMG。開会式が行われたイーデンパークには、多数の参加者が足を運んだ。式では、バスケットボールに出場するニュージーランドのモニカ・マーキュリーさんがスピーチ。同国の先住民・マオリの血を引く彼女は、民族衣装に身を包んで大役を果たした。
華やかなライトアップと演出で大きく沸いた開会式。それを合図に、生涯スポーツの祭典はスタートした。WMGは、原則30歳以上であれば誰でも参加できる。高齢者を含むさまざまな年齢の人がスポーツを楽しんだ。陸上競技では、101歳のインド人女性、マン・カウアーさんが四つの金メダルを獲得。また、かつてのオリンピック王者と一般スポーツ愛好家が対戦する場面も見られた。スペシャリストだけでなく、ビギナーが盛り上がれるのもこの大会の魅力だろう。
ニュージーランドの国技であるラグビーをはじめ、メジャーな競技は大きな盛り上がりを
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