5月の主要経済統計が30日、出そろった。有効求人倍率は3カ月連続で改善し、消費者物価指数も5カ月連続のプラスで日本経済の堅調ぶりを裏付けた。消費支出は15カ月連続のマイナスだったが、底打ち感も出ている。ただ、賃上げペースは緩やかで消費者物価の基調は弱い。消費が回復して景気が本格的に上向くには、なおハードルがある。
厚生労働省が公表した有効求人倍率(季節調整値)は、前月から0・01ポイント上昇して
Source: グノシー経済
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【景測】有効求人3カ月連続改善 5月統計、物価上昇力強さ欠く
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