専門情報誌の日経FinTechが6月23日、全日イベント「Nikkei FinTech Conference 2017#2」を東京・神田で開催した。イベントには官公庁や金融機関、Fintechスタートアップなどが集まったが、ここでは主にスタートアップ企業が登壇したNikkei FinTech Startups Awards 2017の参加企業を紹介しよう。
登壇7企業は既存企業の子会社も含まれるため「スタートアップ企業」の枠に入れて良いのかどうかという議論はあるが、Fintechに関連する新サービスに取り組みはじめたばかりのところだ。
優勝したのはマネーフォワード子会社の「MF KESSAI」。2位は「Studio Ousia」、3位は「Smart Trade」だった(これを書いているTechCrunch Japan編集長の西村賢は審査員の1人として審査に参加している)。
MF KESSAI代表の冨山直道氏(右)と審査員の岩下直行氏(左、京都大学公共政策大学院 教授)
・MF KESSAI(優勝)
今回見事に優勝を勝ち取ったのはマネーフォワードが100%出資する子会社として設立したMF KESSAIだ。すでにTechCrunch Japanでも発表時に記事にしているが、MF KESSAIは企業間の売上代金の回収を代行してくれるサービスを提供する。売掛債権を現金化する、
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