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期末雑感⑤同性愛論を通じて探る教室の身分関係

経済ニュース
中国のある大学で昨年、実際に起きた事件である。だがなお若者たちの心には深く刻まれている。だから期末課題のテーマ「身辺の出来事を報じる」にも複数、昨年の事件に触れた記事があった。
社会科学の理論課程で、学生が同性愛に対する社会の認識について発表をした。学生が、同性愛者に対する社会の不理解を指摘し、弱者としての立場を強調すると、教師はいきなり話を打ち切らせ、壇上から降りるよう命じた。教師は、「同性愛は自然の法則に反し、同性愛の婚姻を認めることは反社会的だ」と言って譲らなかった。
学生たちはSNSで不満をもらし、それが拡散して学内に広まった。同性愛に対する見解の是非ではない。偏った意見に固執し、異なる意見を一切認めず、教師の権力をかざして学生に専制を強いる、そのやり方が問題なのだ、と。人格を侮辱し、学問の自由を侵し、礼節に反し、人道主義にももとるものだ、と。学生の声が力を得て、教師は結局、公開の学内サイトで謝罪を迫られた。「自分の考えは改めない」との前置きがあったが。
中国では小中高を通じ、教師の権威は非常に高い。親たちも、教師ににらまれたら進学に不利なので、ことのほか気を遣う。人質に取られたようなものだ。教師への過剰な贈答が「教育腐敗」として社会問題化するのはこうした背景がある。教師もその権威を利用し、生徒の前で居丈高に振る舞う。成績の悪い子を問答無用に切り捨てることも厭わない。進学率

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