昨今、全国的に書店が少なくなっているそうで、私としてはとても残念に思っています。
私は、暇さえあれば書店に行きます。この習慣は、おそらく高校生の頃からのものでしょう。高校の定期試験や実力試験が終わると、駅前商店街にあった書店に行くのが楽しみでした。試験勉強から開放されて、(漫画も含め)面白そうな本を物色したものでした。
娘が幼稚園くらいになると、毎日のように近くの書店に連れて行きました。さいわい、徒歩5分のところに比較的大きな書店があったので、夕食前の散歩がてらに通ったのです。私があれこれ物色している間、幼稚園児の娘は「不良座り(?)」をして脇目も振らずに絵本を読んでいました。おそらく、娘は立ち読みならぬ座り読みで、その書店にあったすべての絵本を読んでしまったはずです。私が自分用にたくさんの本を買ったので、少しは罪悪感が薄れましたが(笑)。
娘が小学生になると、頻繁に書店に連れていけとねだられたものです。先般亡くなられた渡部昇一先生が、ご自身の少年時代に(先生のお父様が)好きな本をすべて買い与えてくれたというのを読み、娘の欲しがる本はすべて買ってやることにしました。ローワンとかダレンシャンとか、私の知らない物語をいつも何冊も持ってきたので「こんなに読めるのか?」と訝っていましたが、すぐに全部読破してしまいました。
その後も娘の読書熱は続き、おかげで中学受験の国語は常に高成績を保って
コメント