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匂いVRデバイスのVAQSO、受託制作サービス開始――“女の子の匂いがするVR”も好評


VRコンテンツに連動して匂いを出すデバイス「VAQSO VR」を手がけるVAQSOは、早稲田大学系のベンチャーキャピタル「ウエルインベストメント」から、総額約60万ドル(6400万円)の資金調達を実施。これに合わせ、法人向け匂いVRコンテンツの受託制作サービスを開始しました。
「VAQSO VR」は、PlayStation VRやHTC Vive、Oculus Riftといった市販のVRヘッドセットにマグネットで固定する、匂いVRデバイスです。サイズはお菓子のスニッカーズ程度。完全ワイヤレスな点も売りで、VRマシンとはBluetooth LEを使って連携します。
匂いが出るタイミングは、VRコンテンツと完全同期。例えば「銃を撃って何秒後に火薬の匂いがを出す」といったことも、開発者が自由にプログラミングできます。プロトタイプ版では1台に3種類の匂いを搭載することが可能。カートリッジは自由に交換でき、匂いを入れ替えることもできます。
VAQSOは、5月上旬に開催されたUnityイベントに「VAQSO VR」を出展。VRアダルトゲームの「VRカノジョ」とコラボした、女の子の匂いのするVRを展示していました。
「ブースはかなり大盛況で、開始1時間で整理券がなくなるという現象が起きたほどでした」と、VAQSO 代表取締役社長の川口健太郎氏は語ります。
左からVAQSO代表取締役社長の川

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