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新聞協会がカラー広告の色見本基準を更新し「NSAC2017」策定



日本新聞協会は6月21日、新聞カラー広告の色見本基準「NSAC(Nihon Shimbun AdColor/エヌザック)2017 Ver.1.0」をリリースした。2006年10月の策定以来、11年ぶりの更新。

NSACは、短時間で大量の印刷を行う新聞の印刷特性に合わせ、広告原稿の色見本と実際の印刷紙面との色の差を小さくするための業界基準。準拠した広告原稿を作成することで、新聞紙面での再現性が高まる。




色見本ターゲット「人物」

 


デジタル出力デバイス確認用ターゲット「OptionA」

 


カラーチャート







色見本ターゲット「静物」

 


デジタル出力デバイス確認用ターゲット「OptionB」





NSAC2017では、コーポレートカラーなど新聞広告でよく使われる色を追加した。この他、新聞輪転機の色再現をシミュレートするため、広告の色見本ゲラを出力するインクジェットプリンターなどの調整・確認に使用する「デジタル出力デバイス確認用ターゲット」を今回初めて制作した(別売り)。広告制作会社や製版会社での利用を見込んでいる。

06年の策定から約10年が経過し、高精細網点や高濃度インキなど、新聞印刷技術が向上し、高品質なカラー広告が掲載できるようになり、その特性に合

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