6月22日は国土交通省の行政事業レビュー公開プロセス二日目。初日の三事業に続いて、「テーマ別観光による地方誘客事業」「地域型住宅グリーン化事業」「海洋産業の戦略的育成のための総合対策(海洋資源開発関連技術研究開発費補助金関係経費)」「アメダス観測」の四つを議論した。
「アメダス観測」はどのように評価されるのだろうか。気象庁が提示した成果指標は雨量予測と実績の比、明日予報が大きく外れた日数などであった。アメダスの観測データから天気予報が作成されるから予報の正確度で評価しようというわけだ。しかし、それでは予報計算の精度や予報官の能力までもが評価されてしまう。
外部評価委員は別の成果指標を提案した。アメダスのデータが国民一般・地方公共団体・企業などにどのように利用されているかである。この考え方では、データを表示するサイトの閲覧数、データのダウンロード数などが指標になる。
行政事業レビューの目的は行政の効率と有効性を高めることである。アメダス観測は天気予報に役立っている。それは認めたうえで、他の用途への提供実績も成果指標とすれば、予報計算の精度などに影響されない有効性評価ができる可能性がある。
アメダス観測は全国約1300の地点で実施されている。気象庁では、この他に地方公共団体や政府機関が管理する約9000地点の観測データも利用している。IoT時代になれば、それを大幅に超える地点から気象デ
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アメダスってどう事業評価するの?
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