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「金は後でいい」に好感 艦船、武器売買で巨利 トーマス・グラバー(上)

岩崎弥太郎(左)とグラバー(右)、野田平之助著『グラバー夫人』より
 スコットランド出身の貿易商、トーマス・ブレーク・グラバーは21歳のときに来日しました。幕末の混乱の中、欧米の貿易商人たちと競うようにして、西南雄藩(ゆうはん)に艦船・武器・弾薬の類を売り込み、1860年代半ばには長崎の外国商館の最大手となりました。また幕末の志士たちの討幕に賛同し、渡英や訪欧を手助けすることで、日本の近代化に大
Source: グノシー経済

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