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「豊洲は活かす、築地は守る」って、いいキャッチフレーズ

経済ニュース
市場のあり方戦略本部で発言する小池氏(Facebook「東京都知事 小池百合子の活動レポート」より:編集部)
小池さんにはコピーライターの資質があるようだ。
昨日の記者会見ではなんとなく不得要領で釈然としなかったが、「豊洲は活かす、築地は守る」というキャッチフレーズだけは脳裏にしっかり残った。
具体的なプランは何もなくとも、とにかく前向きなキャッチフレーズが与えられると、大方の人はそのキャッチフレーズに沿った絵を描くように努力するものだ。
ネガティブなキャッチフレーズが与えられると、どうしても普通の人の思考は消極的になる。
「お先真っ暗」などというお題を与えられてしまうと、後ろ向きなことしか考えられなくなる。
加計学園ではないが、「必ず開学する」と言われれば、その方向で何とか知恵を出そうとするのが普通の人である。ダメだ、ダメだ、などと言っている人でも、リーダーから強い決意を持っていることを示されると、段々にその意向を受け容れて、むしろ途中からは自分の方から積極的に動き始めるものである。
安倍総理の改憲発言などもその類だろう。
この通常国会で必ず共謀罪関連法案を成立させる、という意思表示もそうだろう。
トップに立つ人が不退転の決意をもって事に臨めば、鬼神も逃げるものである。
小池さんは、「豊洲は活かす、築地は守る」という新しいキャッチフレーズを産み出した。
ある種の造語の天才なんだろ

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