P-1哨戒機(海上自衛隊サイト:編集部)
現在パリ航空ショーが開催されています。
すでに報道されているように海自のP-1哨戒機が現地に行っております。
実はフランス当局がP-1に興味を持っており、4月に急に話がきまりました。恐らくオーストラリア向けの潜水艦で失敗し、インドへの飛行艇の輸出では目がないと知ったアレな首相の思いつきでしょうが、現場の下々はいい迷惑ですよね。稼働率の低いP-1を現場から引き抜かれる海自も迷惑でしょう。
フランス軍は旧式化した哨戒機、アトランティックの後継機が必要です。
因みにドイツは、P-3Cを近代化して使用、英国はP-8を選びました。
現在西側で新型の本格的な哨戒機はP-8とP-1だけです。エアバスやサーブ、ボーイングも輸送機やビジネスジェットベースの機体を開発していますが、これは主として途上国や小国向けのものです。フランスの要求にはあわないでしょう。
かといて、今更エアバスの小型機あたりをベースに開発するにしてもフランスだけの需要では割高になるでしょうから、現実的ではありません。
ですが、フランスはアメリカから哨戒機を入れたくない。アメリカも技術を盗むであろう(笑)フランスに売りたくない。
そんなわけで、オランンド政権は消去法でP-1を欲しがっていたようです。マクロンはどうだか知りませんけどね。それとUAEもP-1には興味があるようです。
防衛産業の現
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