愛媛新聞によると、『上島町魚島の唯一の常勤医が13日までに退職し、町は同日から、国内外の被災地支援などを行う非政府組織(NGO)「ピースウィンズ・ジャパン」(PWJ、広島県神石高原町)と提携し、ヘリコプターによる医師の巡回診察を試験的に始めた』という。
(上島町弓削島 しまの会社にて)
離島や過疎地では、都会と比べて生活環境が大きく変わるため、全国的に常勤医の確保が難しくなっている。
今回は、医師が島に常駐するのではなく、週に2回(火・金)、広島県からヘリコプターで通うという。移動時間はわずか15分。医師にとっては、これまでの生活の延長線上で、離島の診療に当たることができる。
(上島町豊島)
愛媛県では、常勤医の不足や年間3,000万円の赤字に悩んでいた西予市明浜地区の診療所が、日替わりで松山から医師に来てもらう、サイボウズのキントーンを使って情報共有を効率的に図ることで、医療体制の確保と黒字化に成功した。
⇒ 詳しくは、サイボウズ活用事例
これまで離島や過疎地の医師確保では、医師に常駐してもらうため高額の報酬を支払うことが一般的だったが、交通やICTの利用により、常駐しなくても、生活の延長線上で対応できるようになった。まさに医師の働き方改革だと思う。
これからも柔軟な発想で社会の問題を解決していきたい。
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