WAVEを持つLINE取締役CSMOの舛田淳氏
3月にスペイン・バルセロナで開催されたイベント「Mobile World Congress 2017(MWC)」。その基調講演で発表されたLINEのクラウドAIプラットフォーム「Clova」と、スマートスピーカーの「WAVE」。そのWAVEの詳細が、6月15日開催のプライベートカンファレンス「LINE CONFERENCE 2017」にて明らかにされた。
ClovaはLINEと韓国NAVERが開発するクラウドAIプラットフォーム。音声認識や画像認識など、人間の五感にあたる機能の「Clova Interface」と、自然言語理解や言語翻訳処理など、人間の頭脳にあたる機能の「Clova Brain」で構成される。
LINE取締役CSMOの舛田淳氏は、LINEがPCからスマートフォンというプラットフォームの変化の過程で生まれてきたと振り返る。そしてこの先5年、10年後にやってくる“ポストスマートフォン”の時代において、AIこそがインパクトを与えていくと改めて語った。そんな流れがあるからこそ、LINEもこれまでのスマートフォンにフォーカスした体制を変えていくという。PCやスマートフォンを含めた全てのデバイスをターゲットに、その共通基盤となるAIプラットフォーム(Clova)を作ることに注力するという。
「Clova」の
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