インド・デリーからのリポートです。
インドは経済成長が著しく、日本にとってこれから安全保障なども含めて極めて重要な国になると思い、研修先に選びました。
まず日本の自動車メーカー「スズキ」の100%子会社、マルチ・スズキ・インディアのマーネーサル工場(ハリヤーナー州)を訪問、デリーから南へ車で約2時間半に位置し、1983年に操業を開始しています。
工場敷地内の撮影は禁止でしたが、伺ってびっくりしたのが、ここで生産される車の一部は日本にも輸出されていて、スズキはまさに日イ経済の象徴的な会社となっていることです。
自動車メーカーは日本国内はもとより世界にいろいろな会社がありますが、どこもまだ腰が引けている時にスズキは”いの一番に”工場を作りました。
結果として現在のインドの新車販売台数300万台のうちスズキのシェアは50%で圧倒的に1位、2位が韓国のヒュンダイ(現代自動車)で17%、日本のトヨタや日産、ホンダなどはもう完全に出遅れ状態になっています。
現地に工場作るなどの「直接投資」は、一昨年(平成27(2015)年)の日本からインドへのその額は26億ドル(約2600億円)、さらに去年(平成28(2016)年)は47億ドルとほぼ倍増で、シンガポール経由の投資等も含めると国別で日本は一位となっています。
近年のインド経済は8%台の成長を続けどんどん伸びていますが、「インド経済」ですぐに
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