写真ACより
先日の記事で、都議選に臨む各党政策で一部を除き、シェアリングエコノミーが低調なことを指摘した頃に、まさにシェアエコ業界でベビーシッターサービスを展開している経沢香保子さんから興味深いメールをもらった。彼女の会社、キッズラインですでに発表しているが、このほど、病児シッターの無料キャンペーンを始めたのだという。
私は子育て問題は全くの門外漢だし、この問題を書くには、駒崎さんちの“庭”にずかずか入るような気分になってしまうのだが、一応0歳児の育成中で、仕事仲間が「子どもが熱を出したので急いでお迎えに…」的な事態で苦慮している様は、なんども目にしてきた。ささやかな体験ベースであるが、キッズラインのリリースにもあるように、「病児保育施設が圧倒的に不足しているため、『子供が病気になったら会社に行けない』『子供が病気になったら周囲に迷惑をかける』という不安や不満が、働く女性たちのキャリアの阻害要因」になっている。
そのあたりの“惨状”だが、財団法人・日本病児保育協会サイトのインフォグラフィックで一目瞭然ということで引用しておこう。1日10%の児童が必要としていながら、現状2%しか利用できてないというから、後手に回りまくっていることがわかる。駒崎さんがここをフロンティアに選んだ凄さは、アンチ駒崎のアゴラ読者も認めざるを得まい。
日本病児保育協会より http://sick
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