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ビジュアルイフェクトのSpektralが$2.8Mを調達してAI制御のグリーンスクリーンに取り組む

拡張現実は今、買収ブームだ。FacebookやSnap、Appleなどなどが、ユーザーエンゲージメントの増大につながりそうなチームや技術にお金を投じている。デンマークのSpektralも、大きな将来性のありそうなこの分野で成功をねらっているビジュアルイフェクトの新人企業だ。すでにVCたちも注目しており、今日同社はLitecapとAmp Venturesからの280万ドルの資金調達を発表した。その資金は同社の、機械学習に支えられたリアルタイムのグリーンスクリーン〔映像合成用グリーンバック〕技術の開発の継続に充てられる。
Spektralは、ベンチャー支援のスタートアップの多数派と違って通常の意味での製品がない。製品を作ってそれを市場に出す、という路線ではなく、Spektralは研究開発によるパテントの蓄積をねらっている。最初はCloudCutoutと呼ばれるスチルフレームを追究したが、その後はリアルアイムビデオへ移り、機械学習とスペクトラルグラフ理論を組み合わせて人や物を背景から分離し、それらを新しいストリームにオーバレイする技術を研究開発している。
この技術がSnapchatやMessengerに実装されている、と想像するのはきわめて容易だが、だからといってその技術が広く採用されているとは限らない。Spektralがその技術の用途を、プロダクションや広告などそのほかの分野に広げよ

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