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森友・天下り…不祥事続きも、若手官僚はいいじゃないですか

経済産業省に”次官・若手プロジェクト”というものがあって、取りまとめた資料が話題になっています。
次官は省庁・役人のトップで当然1人ですが、20~30歳代の省内公募で集まったメンバー30名の若手官僚とまとめた話題のレポートです。
『不安な個人、立ちすくむ国家 ~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~』
http://www.meti.go.jp/committee/summary/eic0009/pdf/020_02_00.pdf
(経済産業省)
ネット上でも賛否両論が渦巻いていますが、いわゆる役人的で現実の対症療法的な”チマチマした”政策論ではなくむしろ大掴みで近未来のビジョンを出しているところ=”役人らしからぬ内容”であるところに話題の源泉があるようです。
資料は全体で65ページありますが、例えば3ページでは「グローバル・メガトレンドと今回の議論のスコープ」とあります。
タイトルは”いかにも役人”的ですが、特に注目したのは日本の「社会」です。
そこには
・個人の価値観の変化、多様化
・少子高齢化と人口構成の変化
・格差の拡大・固定化
・情報化社会
とあり、これは「しょっちゅう聞いている」話ですが、要は「その先にどうするか」です。
結論にあたる「最後に」には次のようにあります。
2025年には、団塊の世代の大半が75歳を超えている。
それまでに高齢者が支えられる側から支え

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