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現地を知らずに中国を語る日本人たちにひと言④

経済ニュース
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写真AC(編集部)
色眼鏡をかけてものを見るという。偏見や先入見をもって対象に接する態度を批判する表現だが、特定の文化のもとで生まれ、育った人間がまったく眼鏡をかけずに外界と接することはできない。まず言葉の体系がそうだ。われわれは、文化や歴史が濃厚に反映される言葉によって思考する。だから、言葉の持つ限界から逃れることはできない。問題は、自分が色眼鏡をかけていることを自覚し、さらにどんな色なのかを常に意識できるかどうか、である。
色眼鏡は、自身の価値観と置き換えてもよい。価値観は絶えず自らを省み、包容力をもって他の価値観を受け入れることで鍛えられる。
「中国」や「日本」という言葉がすでに一定のイメージを備えている。それはあらゆる国、地域で異なる。しかも、中国で「日本」がどのようなイメージを持たれているか。日本で「中国」がどのようなイメージを持たれているか。そのイメージの描き方も、日中でそれぞれズレが生じる。世論調査はしばしばそのズレを数字で示してくれるように思えるが、単純化することで、本来、存在していないズレをあるかのように見せ、強化している世論操作の危険もある。
日中の世論調査では必ず「現在の日中関係はよいか、悪いか」という問いかけがある。回答者のほとんどは、おそらく日

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