危うい金融緩和「出口」=膨張止まらぬ日銀資産

日銀が保有する資産の膨張が止まらない。デフレ脱却に向けた大規模な金融緩和の一環として国債などを大量購入しているためで、総資産は５月末に初めて５００兆円を突破、国内総生産（ＧＤＰ）の規模に迫った。一方、停滞する物価上昇率は日銀が目標に掲げる２％とは程遠く、国債の大量購入はさらに続く見通しだ。大規模緩和から正常化に向かう「出口」局面で、市場や経済が大きく混乱する危うさをはらんでいる。　資産膨張は、黒田
Source: グノシー経済

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