政府は経済財政運営の指針「骨太方針」案で、財政健全化目標として、国内総生産(GDP)に対する債務残高比率を重視する方針を打ち出した。GDPが増えれば同比率は下がるため、成長優先の拡張財政の根拠となる恐れがある。基礎的財政収支(PB)を平成32年度に黒字化する従来目標は堅持したものの、政府・与党内ではPB目標の先送り論が浮上。教育無償化などをめぐり、歳出圧力も強まっている。
GDPに対する債務残高
Source: グノシー経済
【骨太方針案】財政健全化目標は「対GDP債務残高比率」を重視 PB目標見直しの布石か
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